以前、親しく仕事をさせていただいたビジネスパーソンからうれしいメールを頂戴した。10 年近く音信が途絶えていた方である。
私がセミナーで紹介した文章をまた読みたいという申し出とともに。「あのメッセージが今も私を支えているところがあり、もう一度再会したい」とおっしゃる。さっそく、お送りした。やや長くなるが、全文を引いておこう。英語の原文は Attitude という題で、中嶋の仮訳である。

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取り組む姿勢の大切さ
年を重ねれば重ねるほど私が確信を深めていること、それは人生における「取り組む姿勢」の大切さだ。人生においては、外から我が身に降りかかることよりも、内から自分がそれに取り組む姿勢の方が大切である。
過去の出来事や教育よりも、お金や環境よりも、成功や失敗よりも、他人の言動よりも大切なこと、 それは自分の取り組む姿勢である。外見や才能よりも、能力よりも、自分の姿勢が大切だ。 企業や地域社会、そして、家庭の繁栄・浮沈を決めるのも自分の姿勢である。ありがたいことに、自分の姿勢は、その日その日、自分で選ぶことができる。 私たちには過去は変えられないし、他人の言動も変えられない。どうしても避けられないことがあるのも事実だ。 私たちにできるのは、演奏可能な一本の弦で音を奏でることであり、それは自分の姿勢を選択することだ。
私は確信している。人生では、外から我が身に降りかかることが全体の 10 パーセントを規定する。 そして、残り 90 パーセントは自分がそれにどう反応をするかで決まる。これは誰にでも当てはまる。 自分の取り組む姿勢を選ぶのは自分自身なのだから。
出典：C. Swindoll, The Lessons for Living, (中嶋仮訳)
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以上