自分のもっているものの良さに気づこう!

2011/10/23 中西 全二

あなたは「自分の良いところ」と「悪いところ」をそれぞれいくつあげることができるか? 今から、3分間で洗い出してみよう!

話は変わるが、私は 10月の初めに、「北海道のある町の町自慢をしよう」という集まりに参加した。地元の方とファシリテーションを学んでいる方との交流という形で、協働で町自慢をしようというイベントであった。

初めは、地元の方の声は「うちの町には自慢できるものはない」という意見が大半であった。しかし、地元の方が何気なく言った「夜は街灯がないから星がきれいに見える」、「地元のひとの多くは、自分の町が好き」、「お年寄りにやさしい」、「雪は売るほど積もる」、「大量の積雪を使用してお米を貯蔵しているシステムを持っている」、「治安が良い」などは、『自慢できるすばらしいことである』ということを、地元でないひとからコメントされ、地元のひとは自分たちの町自慢を再認識したという状況であった。

「ひとは自分の持っている良さに、(当たり前すぎるため)気づきにくく、他人から指摘されて気づくことが多い」ということを実感したヒトコマであった。

一方、「夜は街灯がないから危ない」、「大量の積雪の処理が大変」というように同じ状態をネガティブに捉えることもできる。結局は、ものごとをどのように捉えるかである。 話は冒頭に戻るが、あなたは「自分の良いところ」と「悪いところ」をそれぞれいくつあげられただろうか?
・「自分の良いところ」が少なかった
→まわりのひとに「自分の良いところ」を聞いてみるのが良いだろう
本人が気づいていないかもしれない・・・
・「悪いところ」が多かった
→発想を変えれば良いところかも・・・

プロジェクト終了時に教訓を得る場合にも役立つだろう!!