プロダクトの品質?

2010/08/26 中西 全二

ここ6ヶ月以内に所有する電気製品がたびたび故障している。
それぞれに対する私の感想である。

<HDDビデオレコーダー> 受容
2年使用していたが録画できないときが時々発生
→自分でHDD初期化し様子見(保証期間内なら修理を依頼した)
インターネットで調べて見ると、いろいろな障害事例が
掲載されていたが、多くの使用者が諦めモードであった。

<パソコン> 受容
時々フリーズ
→OSクリーンインストールし様子見
私の経験上、システムなんてこんなもんでしょ・・・
<自動車のETC> 迂回策
ETCカードを認識せず
→部品交換で正常になる
高品質を売り物にしているメーカーの車種だったので
トラブル自体は非常に不愉快であったが、サービス部門の対応が良かったので
最終的にはこのメーカーへの好感度アップ

<HDD録画機能付液晶テレビ> 受容
5年使用していたが、電源ONが50回に1回程度しか
できない
→電源をOFFにせずにスタンバイ状態で使用
このメーカーの製品は過去にもトラブルがあったので諦めモード
組み込みシステム、HDD内蔵なら、電源ON時の初期処理も複雑だから
はじめから覚悟すべきであったと反省・・・

今回のコラムは私的な恨み辛みを述べたいわけではない!!

高機能な製品なのでそれなりに複雑なシステムが組み込まれており
品質を維持するのが大変な時代になってきたということを再認識・痛感したと 述べたいだけである。
そのため、メーカー名、製品名は伏せたが、すべて国内有名メーカーである。
(そもそも、国内有名メーカーなら高品質という私のパラダイムが問題だが・・)

PMの観点では「品質とはプロジェクトユーザの要求仕様に合致すること」である。
私は家電製品のプロジェクトユーザではないので、私のニーズを満たしている必要はない。
きっと、「プロジェクトユーザは(保証期間内は無償修理するので)それを考慮した品質を要求しているのだろう」と邪推している。