プレゼンテーションのコツ その3

2009/02/19 村松 かすみ

第3回目は、『センテンス(文章)を短くする』ということです。
センテンスを短くといのは、「。」の数を増やすということです。話がわかりにくい方の特徴として、「センテンスが長い」ということがあげられます。

最近のプレゼンテーションにおいては、パワーポイントのスライドを提示し、説明することが主流となっています。しかし、プレゼンテーションの基本は、言葉できちんと相手に伝えることができるかです。ビジネスの場合、専門用語や業界用語などが入り、伝える内容が複雑になりますので、相手に負担をかけるような話し方はタブーです。センテンスを短くすることにより、初めて聞く話や複雑な内容であっても、理解しやすくなります。ただ、プレゼンテーションを行う際、「センテンスを短くする」ことを意識するのは大変です。
他に気にしなければいけないことがたくさんあるからです。
センテンスを短くするために簡単な方法があります。それは、ながら練習です。
普段の何気ない会話をしながら意識するだけです。

日常の中で誰かと話をする時、「。」を意識しながら話してみるのです。
日常生活において、いつでも誰とでもできるながら練習であれば、忙しい方でも実践できます。センテンスが短くなると、1対大勢のプレゼンテーションだけでなく、1対1(小人数)のコミュニケーションにおいてもわかりやすい話し方になります。
皆さんも日常会話をしながら練習をはじめてみませんか?