真面目な人がするアホなこと

2003/11/21 中嶋 秀隆

雨が止んでも傘をさし続けている、包みを解いたあと使う見込みがほとんどない紐をタンスの中にしまいこむ、クリテイカル・パス以外の作業に人を追加投入し期間短縮(クラッシング)を図る、など日常生活にもプロジェクトにも、「真面目な人がするアホなこと」が多く見られます。

芭蕉が「夏炉冬扇」といった無意味なことが、風雅の世界ではなく、日常生活にもプロジェクトにも多くあり、プロジェクトの成功にはそういう部分最適の発想から脱却せよと言うのが、TOC-プロジェクト・マネジメントのポイントの1つです。

新聞の川柳で飽食日本を哂う唄です。「食べ残し、もったいないが二重あご」