八戸高専で PM 授業を実施

2013/08/22 中嶋 秀隆

PMI 日本支部の田坂事務局長の仲介で、国立・八戸工業高等専門学校(青森県)でプロジェクトマネジメントの授業をした。受講者は学生と教職員に加え、技術指導に協力している民間企業・多摩川精機の技術者 3 名を含む総勢18人。1 日の講義でワーキング・ランチを含む集中学習となったが、受講生は楽しく、真剣に参加してくれた。

その翌日には、多摩川精機の工場見学に同行させてもらった。同社はジャイロの製造販売に長い実績があり、その製造工程を懇切に説明してもらった。その後、今回の課題である「電動立ち乗り二輪車」の開発につき、学生と先生、同社の指導をしてくれている技術者、板金加工のエキスパートを交え、どのような形で進めるかを相談した。

概要としては、
1)「プロジェクト目標」を文書化し、作りあげる。
2)WBS を作り、ワークパッケージを洗い出す。
3)ワーク・パッケージからネットワーク図を作り、簡単なガント・チャートを作る
、と考えている。実行面では、ガント・チャートをもとに予定と実績と追跡とこととし、10月には八戸を再訪し、進捗を確認することとした。