ノーという50の理由

2006/10/11 中嶋 秀隆

プロジェクトの目標を設定したら、詳細な計画を作り、実行に移そう。目標を立てたら半分は実現したも同然という人もいる。しかし実行しなければ何も生まれない。まさにナイキ社のスローガン「実行あるのみ」(Just Do It!)である。

とはいえ、プロジェクトと取り巻く環境はいつもやさしいとは限らない。開始の時期になっても、何も始まらない(これを、フローティング・スタートという)とか、予期しなかった障害が発生し、プロジェクトが暗礁に乗り上るなど、計画を実行に移せない理由はいろいろ考えられる。

そんなときのために、「ノーという50の理由」を紹介しよう。プロジェクト・チームが計画を実行できるかどうかは、こうした「ノーという理由」を乗り越えて、「それでもイエスという理由」を見つける意志とガッツがあるかどうかである。