「家庭菜園から考える・・・よくやる誤り」

2004/03/29 中 憲治

市民農園を借りて、野菜を作っています。今からゴールデンウイークにかけて夏野菜の準備の期間となります。今年も、キュウリ、ナス、トマト、カボチャ・・・そしてゴーヤなど作りたいものは一杯あります。
*そこでよくやる誤り・その一
毎年の事ですが、苗を買えば高いので、種から育てようと種苗に励んでいるのが丁度今の時期です。種を残しても勿体ないことと、種からの発芽率を考えて、種は全て蒔いて使い切ります。2から3週間後、発芽率は順調、苗が予想以上に出来てしまいます。そこで、苗を残しても勿体無いので、苗は全て定植します。限られたスペースで苗を全て植え付けるためには、苗の間隔を狭くします。すると・・・・・
出来上がりは、苗がお互いに干渉してそれぞれの苗は十分育ちません。いつも大きくなった時に気づきます。ああ又やっちゃった!と。
*よくやる誤り・その二
スペースが十分ある時は、十分の感覚をとって苗を植えつけます。でも苗は残すと勿体無いので、全て植えつけます。同じ時期に植えつけた苗は、ほぼ同じ時期に育ちます。植え付け時期が同じだと、ほぼ同時期に収穫されるのは自然の摂理です。キュウリとナスですと、問題ないのですが、キャベツやレタスが同時期に取れても始末に困ります。
食べきれなく、廃却することも間々あります{勿体無い事に}捨てることの勿体無さもさることながら、そこまで育てた手間や、肥料なども本当に勿体無い話しです。
本当に必要な量はどの位だったのでしょうか、いつも捨てる時に反省しています。
家庭菜園だから許されるお話でした。これがビジネスだったら・・・・・??