私が小さかった頃、おばあちゃんから、つぎのような言葉を聞いた覚えがある。
　（もしかしたら、おばあちゃんではなく、他のだれかから聞いたのかもしれないが）

１．「『口はひとつで耳はふたつなのは、自分が話す倍は他人の話を聞きなさい』ということだ。」
　→コミュニケーション・マネジメントの極意である。

実際には、人は自分の意見ばかり言って、他人の意見には耳を傾けない傾向があるらしい。人は話を聞こうとしているのではなく、次は自分は何を話そうかと考えて人の話を聞いているふりをしているらしい。

２．『段取り八分に実行二分』
　→プロジェクトマネジメントの極意そのものである。

但し、人間は段取り（計画）しているときには前に進んでいないと感じ、すぐに体を動かすと何かをしていると満足する（勘違いする）生き物らしい。

３．「付き合っているときは両目を開けて、結婚したら片目をつぶりなさい」
　→？？？

プロジェクト・メンバーを選ぶときは両目を開けて、実行に入ったあとを（良い意味で）片目をつぶるスタンスも必要である。
自分が選んだ相手の粗探し（あらさがし）をしても良い結果は得られない。

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